【有田のお店訪問:28】番外編:イワサキ巨峰ぶどう直売所
皆様に有田の窯元・やきもののお店をご紹介する【窯元探訪・やきもののお店訪問】。
今日は番外編として、『イワサキ巨峰ぶどう直売所』の農園をご紹介します。
大粒で糖度が高いと評判の『イワサキ巨峰ぶどう直売所』。全国へのご贈答にも大変喜ばれています。
農園を経営していらっしゃる岩崎数馬さんより、「6月のこの時期は、ぶどう作りで一番大切な作業を行う」とのことで、一体どんな作業なのかと興味津々でお邪魔しました。
『イワサキ巨峰ぶどう直売所』の農園は有田町の上本にあります。
28アール(28m×100m)にはぶどうが鈴鳴りに実っています。
病気や害虫や鳥などからぶどうを守るための袋がけがされているものもあり、大事な作業とはこのことかと思っていると、「袋掛けは大変という人もいるが、もっと大変で大事な作業はこれですよ。」と、ぶどうの房をハサミで切り落とし始めました。次々と落ちていくぶどう達。実も大きくなり始めているものもあり、こんなに沢山房を落として大丈夫なのかと心配になるほどでした。
この"房落とし"の作業は、良い房だけを残すもので、厳選された房は糖度が増し、大粒に育つとのこと。
"房落とし"後は6割程度の房しか残らないのだとか。更に、残った房からもぶどうの実を間引きしていくそうで、まさに厳選されたぶどうのみが収穫されるのだそうです。
「この"房落とし"を思い切ってできないと良いぶどうは作れないんです。」と岩崎さん。
イワサキ巨峰ぶどう園の敷地には、樹齢30年を超える12本のぶどうの木があり、それぞれの樹木に個性があるといいます。
葉や枝ぶり、花や実の付け方など。早めに手入れをしなければならない木や、ちょっとペースがゆっくりの木。岩崎さんは子供を育てるように樹木の性格や特徴で、それぞれの木に合った育成をされています。
「毎朝ぶどうに声をかけるんです。対話していくことで樹木の性格も見えてきます」
慈しみ育てているぶどうの育成状況は、細かなところまで全て記録されているそう。毎日ぶどうの枝葉の観察に心掛け、根っこにまで気を配って育成されています。
決して妥協せず、最高のぶどうを作ると自負する岩崎さんは、現在、一人でぶどう園を切り盛りされているそうです。今後は後継者である息子さんと共にぶどう育成を楽しみたいとのことでした。
本日は、岩崎 数馬さんにお話を伺いました。
イワサキ巨峰ぶどう園のぶどうは、8月上旬に収穫予定だそうで、
皆様に甘い大粒のぶどうをお届けできるまであと少しです。
イワサキ巨峰ぶどう直売所
佐賀県西松浦郡有田町上本乙2396
営業時期:8月・9月
TEL:0955-46-3349 ※電話でも予約ができます(ご予約は7月下旬より)
定休日:営業時期は無休
今日は番外編として、『イワサキ巨峰ぶどう直売所』の農園をご紹介します。
大粒で糖度が高いと評判の『イワサキ巨峰ぶどう直売所』。全国へのご贈答にも大変喜ばれています。
農園を経営していらっしゃる岩崎数馬さんより、「6月のこの時期は、ぶどう作りで一番大切な作業を行う」とのことで、一体どんな作業なのかと興味津々でお邪魔しました。
『イワサキ巨峰ぶどう直売所』の農園は有田町の上本にあります。
28アール(28m×100m)にはぶどうが鈴鳴りに実っています。
病気や害虫や鳥などからぶどうを守るための袋がけがされているものもあり、大事な作業とはこのことかと思っていると、「袋掛けは大変という人もいるが、もっと大変で大事な作業はこれですよ。」と、ぶどうの房をハサミで切り落とし始めました。次々と落ちていくぶどう達。実も大きくなり始めているものもあり、こんなに沢山房を落として大丈夫なのかと心配になるほどでした。
この"房落とし"の作業は、良い房だけを残すもので、厳選された房は糖度が増し、大粒に育つとのこと。
"房落とし"後は6割程度の房しか残らないのだとか。更に、残った房からもぶどうの実を間引きしていくそうで、まさに厳選されたぶどうのみが収穫されるのだそうです。
「この"房落とし"を思い切ってできないと良いぶどうは作れないんです。」と岩崎さん。
イワサキ巨峰ぶどう園の敷地には、樹齢30年を超える12本のぶどうの木があり、それぞれの樹木に個性があるといいます。
葉や枝ぶり、花や実の付け方など。早めに手入れをしなければならない木や、ちょっとペースがゆっくりの木。岩崎さんは子供を育てるように樹木の性格や特徴で、それぞれの木に合った育成をされています。
「毎朝ぶどうに声をかけるんです。対話していくことで樹木の性格も見えてきます」
慈しみ育てているぶどうの育成状況は、細かなところまで全て記録されているそう。毎日ぶどうの枝葉の観察に心掛け、根っこにまで気を配って育成されています。
決して妥協せず、最高のぶどうを作ると自負する岩崎さんは、現在、一人でぶどう園を切り盛りされているそうです。今後は後継者である息子さんと共にぶどう育成を楽しみたいとのことでした。
本日は、岩崎 数馬さんにお話を伺いました。
イワサキ巨峰ぶどう園のぶどうは、8月上旬に収穫予定だそうで、
皆様に甘い大粒のぶどうをお届けできるまであと少しです。
イワサキ巨峰ぶどう直売所
佐賀県西松浦郡有田町上本乙2396
営業時期:8月・9月
TEL:0955-46-3349 ※電話でも予約ができます(ご予約は7月下旬より)
定休日:営業時期は無休
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