小路庵の庭を発掘調査中です!
皆様こんにちは!
今日はトンバイ塀の裏通り近くにある、公選初代有田町長でありTOTOの五代目社長も務めた江副孫右衛門氏の生家「小路庵(しゅうじあん)」の庭の発掘調査の様子をお届けします!
「小路庵」の庭の整備を行っていたところ、予期せず登り窯の跡が発見され、この度、発掘調査が行われる事になりました。
民家の庭先に残る窯跡は珍しく、出土した陶片の年代や窯構造などから江副孫右衛門氏のお父様が明治(1868〜1912)の初期から40年頃まで使っていた登り窯ではないかと考えられています。
孫右衛門氏は大学を卒業してこの窯を継ぐ予定でしたが、お父様が石炭窯の導入に失敗して廃業に追い込まれてしまったことで、孫右衛門氏のその後の運命を変えてしまったエピソードの残る窯跡です。
それがまさか実際に残っていたとは、誰も思ってなかったそうです。
普段は発掘現場はロープの外側からしか見る事はできませんが、今回、特別にちょっとだけ中に入らせてもらいました!
遺存する窯の構築材である耐火レンガの配置から、3室以上の焼成室があったことが分かります。
窯は全体的に耐火レンガを組み上げて、造られています。耐火レンガは「トンバイ」と呼ばれ、登り窯を壊したあとに出るこのトンバイを使って窯元の周りに築かれたのが「トンバイ塀」です。
染付の器も出土しています。繊細な絵付けがされており、完成形はどんな形をしていたか気になります。
庭内の窯跡とは別の場所には、窯跡より前の江戸時代の陶片も散在しており、古くから窯元があった場所である可能性が高いそうです。
今後の調査情報に期待したいですね。
小路庵は毎日開館しています。(発掘現場は外から見る事が出来ます)
トンバイ塀の裏通りの近くです、是非お立ち寄りください。 MAP
詳しくはコチラ
今日はトンバイ塀の裏通り近くにある、公選初代有田町長でありTOTOの五代目社長も務めた江副孫右衛門氏の生家「小路庵(しゅうじあん)」の庭の発掘調査の様子をお届けします!
「小路庵」の庭の整備を行っていたところ、予期せず登り窯の跡が発見され、この度、発掘調査が行われる事になりました。
民家の庭先に残る窯跡は珍しく、出土した陶片の年代や窯構造などから江副孫右衛門氏のお父様が明治(1868〜1912)の初期から40年頃まで使っていた登り窯ではないかと考えられています。
孫右衛門氏は大学を卒業してこの窯を継ぐ予定でしたが、お父様が石炭窯の導入に失敗して廃業に追い込まれてしまったことで、孫右衛門氏のその後の運命を変えてしまったエピソードの残る窯跡です。
それがまさか実際に残っていたとは、誰も思ってなかったそうです。
普段は発掘現場はロープの外側からしか見る事はできませんが、今回、特別にちょっとだけ中に入らせてもらいました!
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窯は全体的に耐火レンガを組み上げて、造られています。耐火レンガは「トンバイ」と呼ばれ、登り窯を壊したあとに出るこのトンバイを使って窯元の周りに築かれたのが「トンバイ塀」です。
染付の器も出土しています。繊細な絵付けがされており、完成形はどんな形をしていたか気になります。
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