そうだ黒髪山に登ろう!
皆様こんにちは、日頃からネタ探しに奔走している観光協会スタッフです。
だんだん昼間は温かくなってきましたが、まだまだ朝晩の冷え込みが強いですね。
コロナ禍の中、人の多い所へお出かけはしにくいな…解放感のある場所へ行きたい!
手軽に冒険したい!
そんな方にお勧めなアウトドアスポットが「黒髪山」です!

標高は518m。かつての山岳信仰の霊山です。「黒髪山の大蛇退治」や弘法大師伝説が残っており、岩肌のむき出した部分や、まるで山水画のような風景など、神秘的かつ冒険心をくすぐられます。
実際にどれくらい手軽に楽しめるかを今回リポートします。
有田に住んでいれば学生時代に1回は登る黒髪山。学生時代以来の黒髪山登山…
登山用の装備品は特に持っていないので汚れてもいい服と軍手とリュックのみ。
今回は車で途中まで登れる山内町側にある「乳待坊(ちまちぼう)展望台」からのルートで「黒髪山」にチャレンジしてみました。コースによっては1時間ほどで登れてしまう手軽さですが後半ハードな面を併せ持っています。


「乳待坊(ちまちぼう)展望台」からも立派な岩がむき出しの「屏風岩」「雄岩」「雌岩」が見えます。
ここからでも十分景色は良いのですが、今回は「黒髪山の大蛇退治」にも出てくる、山頂の「天童岩」を目指します。
「乳待坊展望台」の駐車場に車を置いてからその先の山道を登ります。


登山口までの山道にも迫力ある岩肌が見えます。
登山口はここからです。階段から登っていくようです。

入口に杖置き場がありました。杖になる棒を探しているとたまたま登山口にいらした方から「これを使うといいよ」と、ちょうどいい棒をいただきました。


岩でできた階段を登っていきます。思ったより歩きやすい階段が続くのですがたまに石がゴロっとしていて気を抜くと踏み外してしまいそうです。
後から登ってきた手慣れた登山者にスイスイ追い抜かれていきますが、自分のペースを大事にしながら登っていきます。

倒れている木があったりと、なかなかにデンジャラス。
この木が滑り落ちてきて体の正面に当たったらものすごい痛いだろうな…などと考えたり、
出っ張っている岩のディティールに感動したりと、自然の造形物の発見も面白いです。
黒い石が混じり模様に見える壁が両方に…まだら模様になっている箇所も。ちょっとかわいいです。



「見返り峠」に到着、ここは他のルートからの道も交わる峠です。
ここで休憩をされている方もいました

しばらくは比較的平坦な道が続きます。平坦な道のありがたみを感じます。

途中、横道に入ってみると絶景ポイントがありました。まるで山水画のような景色が広がっています、少し岩に登ると絶景写真が撮れますが
岩の上に登る時は十分注意してください。


横道から戻るとしばらくは平坦な道が続きますが、少しずつまた岩が増えてきました。登りにくそうだなぁと思っているとこの岩、よーく見ると階段が作ってあります。登山道を作ってくれた方に感謝です。頂上に近づくにつれ岩場が増えてきました。
杖を置いてちょっとよじ登らないといけないポイントがちょこちょこ増えて来ています。


根っこの道もありました。ちなみにこの根っこの道は降りるときの方が怖いです。
倒れた木がダイナミックに転がっていたり、なんだか別の生き物のように見える木の根っこなど、自然の造形が楽しめます。


難関ポイントの鎖場が近づいてきます。
岩の斜面が見えてきてドキドキします。軍手しててよかった。

鎖場に到着!杖を置く場所があるので杖とサヨナラした後は前の人に続いて鎖を掴んで両手でガシガシ登っていきます。足場は狭いので慎重に。たまに岩の隙間に足が挟まりやすいので足が小さい人はご注意ください。(実際に挟まって抜けなくなった人)


鎖と梯子伝いに岩を登るとやっと平坦な道に出ます。他のルートからの合流地点でもあり
ます。天童岩への道へは大木が倒れたままになっていましたがこれをまたいでいきます。


ナイフリッジと呼ばれる両側が切れ落ちた尾根が見えてきます、両端が本当に崖っぷちなので風がちょっと吹いてると余計に怖いです。左手が山内町、右手には有田ダムが綺麗に見えました。

天童岩が見えてきました。

最後の鎖場を登ると、天童岩に!ここに黒髪山大蛇伝説があるのも頷ける大きさです!

天童岩の上は意外と広く、当日は天気も良かったせいが20名ほど既にいらっしゃって
お弁当などを食べられていました。絶景でご飯、いいですね。


360度さえぎるものがない絶景です。手前に見えるのは「秘色の湖(ひそくのうみ)」と呼ばれている有田ダム。

天童岩の下から見上げるとまるで仙人のようにも見えるので下から撮影してもらうのも良いかもしれません。なんだか強そうに見えます。


頂上にある陶板。ここまでこの大きな陶板を抱えて持ってきたのは大変だったでしょうね。
せっかく登ったので降りるのが勿体なくてもう少し滞在していたかったのですが、混み合ってきたのでゆっくりと鎖場を降ります。
後は同じルートを降りていきます。

帰りは比較的分楽です、途中で置いて行った杖を拾って下ります。
しかし、鎖場が終わったとたんに気が抜けて根っこに躓き転倒…人間、斜面で転ぶとコロコロ転がってなかなか止まらない事を知りました…。幸い軽い打撲だけで済みましたが、泥だらけに…侮りがたし木の根っこ…!
途中、ベテラン登山者の方に下山時の杖のコツを教えていただいたり、帰り道も優しい方に声をかけていただきました。その方は市販の登山グッズではなく自分で拾った木を加工して持ちやすくされていて、1年以上使って壊れていないとの事。下りは意外と膝に来るので、腰のあたりで杖を持って、3点で支えて降りるのを意識すると良いのだとか。とっても勉強になりました。

無事に下山…!おつかれさまでした!


3時間程で普段では味わえない風景と、比較的短時間で登れますが、最後にハードな鎖場なども楽しめる黒髪山。次は別ルートで有田ダム側からもチャレンジしたいです。
あのダイナミックな岩山に登ると、自然の偉大さを全身で感じられました。おうちじかんも良いですが、大自然を味わうのも非日常的で大変楽しめました!
私でも軍手とリュックと木の棒だけでもどうにか登れました。初心者からベテランまで楽しめる「黒髪山」。是非、皆さんもチャレンジしてみてください。
黒髪山詳細についてはコチラ
黒髪山の大蛇伝説については有田館にて有田焼のカラクリ人形劇でご覧いただけます。
だんだん昼間は温かくなってきましたが、まだまだ朝晩の冷え込みが強いですね。
コロナ禍の中、人の多い所へお出かけはしにくいな…解放感のある場所へ行きたい!
手軽に冒険したい!
そんな方にお勧めなアウトドアスポットが「黒髪山」です!
標高は518m。かつての山岳信仰の霊山です。「黒髪山の大蛇退治」や弘法大師伝説が残っており、岩肌のむき出した部分や、まるで山水画のような風景など、神秘的かつ冒険心をくすぐられます。
実際にどれくらい手軽に楽しめるかを今回リポートします。
有田に住んでいれば学生時代に1回は登る黒髪山。学生時代以来の黒髪山登山…
登山用の装備品は特に持っていないので汚れてもいい服と軍手とリュックのみ。
今回は車で途中まで登れる山内町側にある「乳待坊(ちまちぼう)展望台」からのルートで「黒髪山」にチャレンジしてみました。コースによっては1時間ほどで登れてしまう手軽さですが後半ハードな面を併せ持っています。
「乳待坊(ちまちぼう)展望台」からも立派な岩がむき出しの「屏風岩」「雄岩」「雌岩」が見えます。
ここからでも十分景色は良いのですが、今回は「黒髪山の大蛇退治」にも出てくる、山頂の「天童岩」を目指します。
「乳待坊展望台」の駐車場に車を置いてからその先の山道を登ります。
登山口までの山道にも迫力ある岩肌が見えます。
登山口はここからです。階段から登っていくようです。
入口に杖置き場がありました。杖になる棒を探しているとたまたま登山口にいらした方から「これを使うといいよ」と、ちょうどいい棒をいただきました。
岩でできた階段を登っていきます。思ったより歩きやすい階段が続くのですがたまに石がゴロっとしていて気を抜くと踏み外してしまいそうです。
後から登ってきた手慣れた登山者にスイスイ追い抜かれていきますが、自分のペースを大事にしながら登っていきます。
倒れている木があったりと、なかなかにデンジャラス。
この木が滑り落ちてきて体の正面に当たったらものすごい痛いだろうな…などと考えたり、
出っ張っている岩のディティールに感動したりと、自然の造形物の発見も面白いです。
黒い石が混じり模様に見える壁が両方に…まだら模様になっている箇所も。ちょっとかわいいです。
「見返り峠」に到着、ここは他のルートからの道も交わる峠です。
ここで休憩をされている方もいました
しばらくは比較的平坦な道が続きます。平坦な道のありがたみを感じます。
途中、横道に入ってみると絶景ポイントがありました。まるで山水画のような景色が広がっています、少し岩に登ると絶景写真が撮れますが
岩の上に登る時は十分注意してください。
横道から戻るとしばらくは平坦な道が続きますが、少しずつまた岩が増えてきました。登りにくそうだなぁと思っているとこの岩、よーく見ると階段が作ってあります。登山道を作ってくれた方に感謝です。頂上に近づくにつれ岩場が増えてきました。
杖を置いてちょっとよじ登らないといけないポイントがちょこちょこ増えて来ています。
根っこの道もありました。ちなみにこの根っこの道は降りるときの方が怖いです。
倒れた木がダイナミックに転がっていたり、なんだか別の生き物のように見える木の根っこなど、自然の造形が楽しめます。
難関ポイントの鎖場が近づいてきます。
岩の斜面が見えてきてドキドキします。軍手しててよかった。
鎖場に到着!杖を置く場所があるので杖とサヨナラした後は前の人に続いて鎖を掴んで両手でガシガシ登っていきます。足場は狭いので慎重に。たまに岩の隙間に足が挟まりやすいので足が小さい人はご注意ください。(実際に挟まって抜けなくなった人)
鎖と梯子伝いに岩を登るとやっと平坦な道に出ます。他のルートからの合流地点でもあり
ます。天童岩への道へは大木が倒れたままになっていましたがこれをまたいでいきます。
ナイフリッジと呼ばれる両側が切れ落ちた尾根が見えてきます、両端が本当に崖っぷちなので風がちょっと吹いてると余計に怖いです。左手が山内町、右手には有田ダムが綺麗に見えました。
天童岩が見えてきました。
最後の鎖場を登ると、天童岩に!ここに黒髪山大蛇伝説があるのも頷ける大きさです!
天童岩の上は意外と広く、当日は天気も良かったせいが20名ほど既にいらっしゃって
お弁当などを食べられていました。絶景でご飯、いいですね。
360度さえぎるものがない絶景です。手前に見えるのは「秘色の湖(ひそくのうみ)」と呼ばれている有田ダム。
天童岩の下から見上げるとまるで仙人のようにも見えるので下から撮影してもらうのも良いかもしれません。なんだか強そうに見えます。
頂上にある陶板。ここまでこの大きな陶板を抱えて持ってきたのは大変だったでしょうね。
せっかく登ったので降りるのが勿体なくてもう少し滞在していたかったのですが、混み合ってきたのでゆっくりと鎖場を降ります。
後は同じルートを降りていきます。
帰りは比較的分楽です、途中で置いて行った杖を拾って下ります。
しかし、鎖場が終わったとたんに気が抜けて根っこに躓き転倒…人間、斜面で転ぶとコロコロ転がってなかなか止まらない事を知りました…。幸い軽い打撲だけで済みましたが、泥だらけに…侮りがたし木の根っこ…!
途中、ベテラン登山者の方に下山時の杖のコツを教えていただいたり、帰り道も優しい方に声をかけていただきました。その方は市販の登山グッズではなく自分で拾った木を加工して持ちやすくされていて、1年以上使って壊れていないとの事。下りは意外と膝に来るので、腰のあたりで杖を持って、3点で支えて降りるのを意識すると良いのだとか。とっても勉強になりました。
無事に下山…!おつかれさまでした!
3時間程で普段では味わえない風景と、比較的短時間で登れますが、最後にハードな鎖場なども楽しめる黒髪山。次は別ルートで有田ダム側からもチャレンジしたいです。
あのダイナミックな岩山に登ると、自然の偉大さを全身で感じられました。おうちじかんも良いですが、大自然を味わうのも非日常的で大変楽しめました!
私でも軍手とリュックと木の棒だけでもどうにか登れました。初心者からベテランまで楽しめる「黒髪山」。是非、皆さんもチャレンジしてみてください。
黒髪山詳細についてはコチラ
黒髪山の大蛇伝説については有田館にて有田焼のカラクリ人形劇でご覧いただけます。
有田小学校6年生が風鈴の絵付けに挑戦しました!2024
有田町に「ガンダムマンホール」が登場!
ぶどう農園のヤギさん
有田小学校6年生が風鈴の絵付けに挑戦しました!
リニューアルした佐賀県立九州陶磁文化館に行ってきました。
有田のお正月ウィンドウディスプレイ
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