【窯元探訪：47】古千窯 ギャラリーショップ BARRACA (バラッカ)
皆様に有田の窯元・やきもののお店をご紹介する【窯元探訪・やきもののお店訪問】。
今日は、有田町中の原にある古千窯直営のギャラリーショップ 『BARRACA (バラッカ)』をご紹介します。
『BARRACA (バラッカ)』は古千窯を代表するブランド”Oriental Complex Japan”(オリエンタル コンプレックス ジャパン)という現代のライフスタイルに合わせた器に、エキゾチックな雰囲気をまとわせたようなデザインの食器ブランドとオリジナル商品をメインに取り扱っているギャラリーショップです。
店名の「バラッカ」の由来は元々倉庫だったところを5年前にリノベーションされ「バラック建て」をスペイン語に変換した「BARRACA」の名前を付けられました。
グレーの建物と看板が目印の『BARRACA』。店内にはそれぞれシリーズごとの全く違う雰囲気が楽しめます。
かわいいデザインのうつわから、一瞬やきものには見えないような重厚な金属感のあるうつわなど、世界の異文化がぎゅっと詰まったようなうつわも揃っています。
また店舗にはオンラインショップにはない限定のアイテムもあります。
古千窯は業務用製品を作るメーカーですが、新しく軸になるコンセプトとして家庭用食器を商社・デザイナー・メーカーの4社で共同開発し、新ブランド”Oriental Complex Japan”(オリエンタル コンプレックス ジャパン)を作りました。
こちらは”Oriental Complex Japan”(オリエンタル コンプレックス ジャパン)の中でも一際印象的な「ブロンズ」シリーズ。
「ブロンズ」はその名の通り、銅をイメージしたブランドです。角度や光の当たりぐあいによって赤銅色が金色に見える美しい光沢のうつわです。
一珍(いっちん)という泥しょうや釉薬をアイシングのように絞り出して手描きで立体的に描かれており、内側の繊細な模様も合わさりまさにオリエンタルな雰囲気です。
ブロンズの他にもラスター彩を使ったメタリックなカラーのシリーズもあります。
緑青色にパールの輝きが硬質な金属のような質感と濃淡をつけた個性的で存在感のあるPatina(パティーナ)シリーズや、海から沸き上がる潮流のような躍動感あるタッチの筆使いと、深い蒼色にしぶきが混ざったような色調が美しいAzure(アズール)シリーズなど、個性的な器がそろっていて男女問わず人気があるそうです。
こちらは「流線美」シリーズ。パールのような白地のボディーに一珍(いっちん)で下書きなしで描かれたパステルカラーのラインがかわいいシリーズです。
赤・ピンク・ブルー、店舗限定カラーの黄色・緑の5色あります。
こちらはネットショップにはない店舗限定のものでカラフルな水玉と白いラインが描かれている「流線美 白 色落とし」シリーズ。
水玉部分を全て手作業で入れているため、量産できずネットショップで取り上げない商品です。職人さんの手が空いたときにのみ作るので、店頭でも置くことが少ないため、めぐり合ったときには是非お手に取っていただきたい一品とのことです。
このまんまるのポットの形状には特にこだわられていて、普通のポットのてっぺんにある"つまみ"部分が見当たりません。丸いフォルムを維持するためにあえて"つまみ"部分は持ち手側にデザインされ、注ぐ時に蓋をしっかり固定できる設計になっています。
こちらは「古染ぶどう」ぶどうの文様の染付のシリーズです。
実をぐるぐるとした独特の描き方の古千窯オリジナルのぶどう絵。全て手描きで表情が違うものを選ぶ楽しみがある、30年以上続いているロングランデザインです。
さらに、左の深みのある色と右の明るい色の2カラーあるように見えますが、描かれている呉須の種類は同じもので、焼成方法と陶土の種類が違う為、同じ呉須でも色の変化が起きるそうです。
また葡萄柄でもこちらは陶器と磁器があわさった半磁器のうつわのシリーズ「ぶどうの輪」。
中央のガラス状の部分が美しく、陶器のような雰囲気ながら薄手で軽く、ぶどうのふち模様がお料理をより美味しそうに演出してくれます。
他にはあまり見ない素材の使い方で、ファンの多いデザインのひとつだそうです。
また古千窯では色やデザインの組み合わせなどのカスタマイズなど特注品のオーダーも1点から受けられています。
こんな組み合わせのものが欲しい！という要望がある方は是非ご相談ください。
古千窯では色泥しょうという土自体に色を付けた素材を開発中とのこと。
またお土産のついた窯元工房見学や、古千窯の得意な一珍(いっちん)の技法を用いた陶芸体験なども企画中だそうです。
本日は 古千窯 ギャラリーショップ 『BARRACA (バラッカ) 』社長の古田あいさ さん にお話を伺いました。
「BARRACA (バラッカ)」
佐賀県西松浦郡有田町中の原1丁目3−3
TEL： 0955-43-3256
E-mail：arita.barraca@gmail.com
営業時間：11:00～16:00 (コロナ終息までは15:00まで）
営業日：土・日 ※要問合せ
公式サイト：https://barraca-arita.stores.jp
今日は、有田町中の原にある古千窯直営のギャラリーショップ 『BARRACA (バラッカ)』をご紹介します。
『BARRACA (バラッカ)』は古千窯を代表するブランド”Oriental Complex Japan”(オリエンタル コンプレックス ジャパン)という現代のライフスタイルに合わせた器に、エキゾチックな雰囲気をまとわせたようなデザインの食器ブランドとオリジナル商品をメインに取り扱っているギャラリーショップです。
店名の「バラッカ」の由来は元々倉庫だったところを5年前にリノベーションされ「バラック建て」をスペイン語に変換した「BARRACA」の名前を付けられました。
グレーの建物と看板が目印の『BARRACA』。店内にはそれぞれシリーズごとの全く違う雰囲気が楽しめます。
かわいいデザインのうつわから、一瞬やきものには見えないような重厚な金属感のあるうつわなど、世界の異文化がぎゅっと詰まったようなうつわも揃っています。
また店舗にはオンラインショップにはない限定のアイテムもあります。
古千窯は業務用製品を作るメーカーですが、新しく軸になるコンセプトとして家庭用食器を商社・デザイナー・メーカーの4社で共同開発し、新ブランド”Oriental Complex Japan”(オリエンタル コンプレックス ジャパン)を作りました。
こちらは”Oriental Complex Japan”(オリエンタル コンプレックス ジャパン)の中でも一際印象的な「ブロンズ」シリーズ。
「ブロンズ」はその名の通り、銅をイメージしたブランドです。角度や光の当たりぐあいによって赤銅色が金色に見える美しい光沢のうつわです。
一珍(いっちん)という泥しょうや釉薬をアイシングのように絞り出して手描きで立体的に描かれており、内側の繊細な模様も合わさりまさにオリエンタルな雰囲気です。
ブロンズの他にもラスター彩を使ったメタリックなカラーのシリーズもあります。
緑青色にパールの輝きが硬質な金属のような質感と濃淡をつけた個性的で存在感のあるPatina(パティーナ)シリーズや、海から沸き上がる潮流のような躍動感あるタッチの筆使いと、深い蒼色にしぶきが混ざったような色調が美しいAzure(アズール)シリーズなど、個性的な器がそろっていて男女問わず人気があるそうです。
こちらは「流線美」シリーズ。パールのような白地のボディーに一珍(いっちん)で下書きなしで描かれたパステルカラーのラインがかわいいシリーズです。
赤・ピンク・ブルー、店舗限定カラーの黄色・緑の5色あります。
こちらはネットショップにはない店舗限定のものでカラフルな水玉と白いラインが描かれている「流線美 白 色落とし」シリーズ。
水玉部分を全て手作業で入れているため、量産できずネットショップで取り上げない商品です。職人さんの手が空いたときにのみ作るので、店頭でも置くことが少ないため、めぐり合ったときには是非お手に取っていただきたい一品とのことです。
このまんまるのポットの形状には特にこだわられていて、普通のポットのてっぺんにある"つまみ"部分が見当たりません。丸いフォルムを維持するためにあえて"つまみ"部分は持ち手側にデザインされ、注ぐ時に蓋をしっかり固定できる設計になっています。
こちらは「古染ぶどう」ぶどうの文様の染付のシリーズです。
実をぐるぐるとした独特の描き方の古千窯オリジナルのぶどう絵。全て手描きで表情が違うものを選ぶ楽しみがある、30年以上続いているロングランデザインです。
さらに、左の深みのある色と右の明るい色の2カラーあるように見えますが、描かれている呉須の種類は同じもので、焼成方法と陶土の種類が違う為、同じ呉須でも色の変化が起きるそうです。
また葡萄柄でもこちらは陶器と磁器があわさった半磁器のうつわのシリーズ「ぶどうの輪」。
中央のガラス状の部分が美しく、陶器のような雰囲気ながら薄手で軽く、ぶどうのふち模様がお料理をより美味しそうに演出してくれます。
他にはあまり見ない素材の使い方で、ファンの多いデザインのひとつだそうです。
また古千窯では色やデザインの組み合わせなどのカスタマイズなど特注品のオーダーも1点から受けられています。
こんな組み合わせのものが欲しい！という要望がある方は是非ご相談ください。
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またお土産のついた窯元工房見学や、古千窯の得意な一珍(いっちん)の技法を用いた陶芸体験なども企画中だそうです。
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「BARRACA (バラッカ)」
佐賀県西松浦郡有田町中の原1丁目3−3
TEL： 0955-43-3256
E-mail：arita.barraca@gmail.com
営業時間：11:00～16:00 (コロナ終息までは15:00まで）
営業日：土・日 ※要問合せ
公式サイト：https://barraca-arita.stores.jp
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