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準備の裏側

2024年「第19回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全16作品を紹介!

2024年08月05日

有田内山地区をメインとする16店舗にて、福岡・佐賀・長崎の5校から16チームの高校生たちが制作したディスプレイ作品を鑑賞することができます。

今年の制作テーマは、急増しているインバウンドを意識した"おもてなし"。
ディスプレイに使う商品のイメージを高校生が考え、ウィンドウという空間の中で、その商品が伝えたい魅力を表現しました。

ディスプレイ作品は8月25日(日)までご覧いただけます。



【作品名】お茶どうぞ
【チーム】グー 
【学校】牛津高等学校 3年
【コメント】目を引くディスプレイにするために、大きな顔や商品を使っているイメージを表現しました。商品のカップを見て楽しんでもらい、ディスプレイの写真を見て旅行の様子を想像して楽しんでもらえたらと思います。

【展示店舗】中山陶和堂



【作品名】いちご一会
【チーム】愛デンティティ 
【学校】有田工業高等学校 2年
【コメント】苺の器を大々的に見せるために、苺の絵を描いた障子を作り、お店の商品がすべて手作りなので、手作り感が出るように工夫しました。

【展示店舗】アトリエ夢



【作品名】夏のある日
【チーム】さにぃ 
【学校】長崎総合科学大学附属高等学校 1年
【コメント】「夏休み」おばあちゃんの家に帰省した、落ち着いて安らぎのある空間をコンセプトに制作しました。
工夫したところは、液体を布で表現しコップに注いでるようにしたり、麦わら帽子やスイカの箸置きを飾ることで夏感を出したところです。

【展示店舗】田中陶器店



【作品名】夏の銀世界
【チーム】Four girls Four colors 
【学校】有田工業高等学校 1年
【コメント】モダンでラグジュアリーというコンセプトに沿って、無彩色を使い落ち着いた雰囲気を出しつつ、上から流れを出すことで視線が陶器に集まるようにしました。
大胆な動きを入れる事で、何度見ても飽きないウィンドウにしました。

【展示店舗】アリタポーセリンラボ有田旗艦店


【作品名】いらっしゃい
【チーム】ぽこぽこシスターズ 
【学校】有田工業高等学校 2年
【コメント】テーマの「おもてなし」に「古い」「新しい」をつけ加え、ターゲットである三世代それぞれが混ざり合いながらも、和気あいあいとした雰囲気をイメージしました。

【展示店舗】手塚商店



【作品名】朝涼み
【チーム】冷えた八宝菜 
【学校】有田工業高等学校 3年
【コメント】黄色の花と黄色の仙茶碗を左右に置き、全体のバランスを意識して視線を一ヶ所に集めすぎないようにしました。
一番見せたい抹茶碗を軸に、周りに別ベクトルの商品を配置し、それぞれの魅力が伝わるようにしました。

【展示店舗】深川製磁本店



【作品名】和のエンターテイメント
【チーム】Re:コピン 
【学校】有田工業高等学校 1年
【コメント】有田町に来た外国人観光客に、焼き物だけでない日本の伝統や文化を感じてもらえるようにしました。
中に入るとお店の商品を沢山見ることができる構図にしました。

【展示店舗】大安成福堂



【作品名】たんぺんたい
【チーム】キャプテン ペンサン 
【学校】長崎総合科学大学附属高等学校 1年
【コメント】外から見るとペンギンを探して楽しめ、中に入るとおすすめの皿が見られ、二度楽しめるようにしました。漫画やイラストで独自性を出し、アサガオのガーランドで夏らしさを演出しました。

【展示店舗】藍土



【作品名】It's a small garden.
【チーム】口同盟 
【学校】有田工業高等学校 2年
【コメント】「おもてなし=旅館」と考え、日本庭園をモチーフに箱庭を作りました。庭園の中の石を商品で表し、目にとまるようにしました。全体的に黒い色で制作し、陶器が目立つように工夫しました。

【展示店舗】陶悦窯 幸平町家


【作品名】みんな大歓迎!世界で1つの器(おもいで)作り
【チーム】視力0.01 
【学校】佐世保工業高等学校 2年
【コメント】ろくろ体験をやってみたいと思わせるディスプレイにしました。正面の大きなリングは、ろくろ体験中の手の形と、受け入れる心をデザインしました。色はトンバイ塀のカラーと有田町の緑を使用しました。

【展示店舗】有田柳窯


【作品名】カランコロン
【チーム】最強まつげ 
【学校】有田工業高等学校 1年
【コメント】夏のさわやかさ、すずしげな雰囲気を出すため、色を緑・青などで統一しました。インバウンドのお客様向けに、折り紙やビー玉、おはじきなどで和風に仕上げました。 

【展示店舗】肥前赤絵窯元 鷹巣


【作品名】Art nest
【チーム】PEACH 
【学校】大川樟風高等学校 2年
【コメント】インバウンドの方に向けて、鳥をメインにつるが出迎えてくれる様子を表現しました。日本らしさを出すために、木材や折り紙を使用しました。

【展示店舗】鳥の家 有田


【作品名】「寿」
【チーム】SJK 
【学校】大川樟風高等学校 1年
【コメント】50~60代の方達の目にとまる様に考えました。トルコキキョウの花言葉である「優美」「感謝」「永遠の愛」を折り紙の花や掛け軸で表現しました。また、色を赤・青・白で統一しました。
      
【展示店舗】豊美堂


【作品名】贈り物
【チーム】海月散歩
【学校】牛津高等学校 3年
【コメント】「離れていても見守っていたい。」「国を越えてめぐり逢う文化。」をコンセプトに、三角構成やモノトーンをベースに優しい色を取り入れました。ディスプレイ全体を贈り物に見立てています。

【展示店舗】賞美堂本店


【作品名】動物たちのおもてなし
【チーム】ししも 
【学校】長崎総合科学大学附属高等学校 1年
【コメント】「手にした人が自由に使ってくれればいい」との思いで作られた商品を表現するために、花器に果物を入れました。小さな動物たちが、おもてなしのためにたくさんの果物を盛り付けようとしている様子を表現しました。

【展示店舗】G工房


【作品名】水中晩餐
【チーム】我らがプリンセス 
【学校】長崎総合科学大学附属高等学校 1年
【コメント】金魚が誘ってくれた水中の晩餐会でおもてなしをしてくれる場面をコンセプトに制作しました。金魚は、針金で骨組みを作り、カラーセロハンで鮮やかさと透明感を演出しました。真ん中の大皿は、メインディッシュのお皿を表わしていて見る人に料理を想像して欲しいです。

【展示店舗】古田商店


第19回有田ウィンドウディスプレイ甲子園
【展示期間】2024年7月31日(火)~8月25日(日)
【問】
一般社団法人 有田観光協会
TEL:0955-43-2121 / FAX:0955-43-2100
E-mail:kanko@arita.jp
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2024年「第19回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」開会式と設営の様子です。

2024年08月05日

やきもののまち・有田で繰り広げられるもう一つの甲子園「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」を開催中!

今年は福岡・佐賀・長崎の5校から16チームの高校生が参加し、7月30日に高校生がお店のショーウィンドウを飾り付けました。
16チームのディスプレイ作品は2024年8月25日(日)まで展示されます。


香蘭社前・赤絵町工房にて行われた開会式の様子です。


選手宣誓は長崎総合科学大学附属校高等学校の江渕美優 さんが行いました。

開会式終了後は、いよいよウィンドウディスプレイの設営です!
お店の下見、材料の購入、装飾の制作などの準備期間を経て、

今年の制作テーマは、急増しているインバウンドを意識した"おもてなし"。です。

お店のウィンドウは大小さまざま。
枠にはまったウィンドウや、外からお店の内観が見えるオープンウィンドウ、縦長のウィンドウなどもあります。

ウィンドウの中で実際に飾り付けを始めるとイメージが違ったり窓の反射などで見えにくかったりなど
内側と外側を行ったり来たりそれぞれ見え方をチェック。

持ち寄った様々な装飾アイテムを使いながら
試行錯誤を繰り返し設営していきます。


大きなウィンドウがあるお店には大きな背景を用意。


大きな布を吊り下げたりと、工夫を凝らしたディスプレイを作り上げていきます。



青竹を切ってもってきているチームも!ノコギリで一生懸命竹を切っていました。
どんなディスプレイになったのかは作品一覧でご紹介します。



配置するアイテムの背景との重なりや見え方を、実際に外からチェックしている様子。



折り紙や切り絵など、紙細工の小物もチームごとに様々。


手描きイラストのPOPを設置しているチームもありました。



また、今年も「第19回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」特製缶バッジを作りました。
高校生に身に着けてもらい、設営していただきました。

高校生の皆さん、大変お疲れさまでした。

高校生の瑞々しいアートが感性が光るディスプレイ作品は、2024年8月25日(日)まで内山地区・本町の16店舗で見ることができます。
是非ご覧ください。

第19回 有田ウィンドウディスプレイ甲子園スケジュール
【展示期間】2024年7月31日(水)~8月25日(日)
【場所】有田内山地区・本町の店舗
【プレゼンテーション・表彰式】2024年8月5日(月) 10:00~ 会場:佐賀大学有田キャンパス 2階 有田プロジェクトルーム
【問】一般社団法人 有田観光協会
TEL:0955-43-2121 / FAX:0955-43-2100
E-mail:kanko@arita.jp
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