有田工業高校の「令和5年度第55回 卒業制作展」に行ってきました!
2024年1月16日(火)より1月21日(日)まで、佐賀県立九州陶磁文化館にて開催中の
佐賀県有田工業高等学校の「令和5年度第55回 卒業制作展」へ行ってきました。
佐賀県有田工業高等学校の「ものづくり学習」の集大成として、セラミック科、デザイン科、電気科、機械科の全日制と定時制、聴講生の卒業学年の生徒の皆さんが
様々な課題に取り組み、高校生活で学んだ事の集大成ともいえる制作展です。
作品数は約600点を超え、一点一点じっくり見ると時間が足りないくらいでした。
その一部作品をご紹介します。
今年の卒業制作展は大物の陶磁器の作品が多く感じました。
やきものとは思えないような二重螺旋を描くオブジェ作品、とても目を引いていてどうなっているんだろう…?とじっくり見ていました。制作工程も見てみたかったです。
フリルが溢れるアイドルの衣装をやきもので表現した作品。立体的な布の表現に陶磁器の可能性が広がる、作品です。
レトロポップな可愛らしいデザインの器のセットから、大きな土鍋まで、
身近に使える、実用的な作品の数々が並んでいました。
映像作品の中には、ストップモーション(コマ撮り)アニメも。大蛇退治にエイリアンが出てくるという内容が斬新です。
デザイン科の作品の中には、観光案内、スタンプラリー、地元の名産PRや、町なかに関する提案などの作品も沢山ありました。
有田の観光スタンプラリーでは登り窯の絵柄の台紙に手作りのスタンプが。
有田陶磁美術館、旧田代家西洋館、有田町歴史民俗資料館など、おなじみのスポットが大きくて可愛いスタンプになっていました。
また、12月に焱の博記念堂でも公開された
クリエイター×高校生×ケーブルテレビ=地域元気コンテンツ創成プロジェクトによる短編映画「流れる青と夏のカケラ」も公開されています。
デザイン科を中心とした生徒たちがプロによる指導のもと、制作した有田を舞台にした映画です。
台本やロケ地マップも展示されていました。
映画本編もですが、制作までのドキュメンタリーも見ごたえがあります!
機械科、電気科の作品展では、実用的なものの制作が多く感じました。
おそらく、シニアカー?を再利用し、改造したと思われるパンダカーがインパクト大。となりには同じくリメイクされたミニバイクも。
制作途中の様子や動いているところも見てみたかったですね。
高校生ならではの視点で制作されたとても魅力あふれる卒業制作展でした。
2024年1月21日(日)まで開催中です。是非、佐賀県立九州陶磁文化館にお立ち寄りください。
第55回 佐賀県立有田工業高等学校卒業制作展
【会期】2024年1月16日(火)~21日(日)
【開館時間】9:00~17:00
【会場】佐賀県立九州陶磁文化館 第一展示室および一般研修室 MAP
【入場料】無料
【問】佐賀県立有田工業高等学校 TEL:0955-42-3136
公式サイトはコチラ
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