皆様こんにちは。
現在2022年3月13日(日)まで開催中の【第18回有田雛（ひいな）のやきものまつり】。
この時期にしか見られない有田焼のお雛様をはじめ、様々なひな人形が町中に並んでいます。
今回は町内30カ所の施設や店舗に設置されているおひな様とスタンプを巡る「おひなめぐりスタンプラリー」と一緒にオススメスポットをご紹介します。


「おひなめぐりスタンプラリー」とは町内30ヶ所中、8ヶ所または、16ヶ所のスタンプを集め、
裏面のアンケートに回答して応募すると抽選で素敵な有田焼が当たるというものです。


今回からスタンプラリー後に記入するアンケートをwebでも応募できるようになりました！
スタンプラリー用紙は記念にそのまま持ち帰れます。
詳しくはスタンプラリー用紙をチェックしてみてください。

スタンプラリー用紙は参加している各施設やお店に設置されていますので、用紙をゲットしたらどこからスタートしてもOKです。
見かけたら是非チャレンジしてみてください！

札の辻交差点を中心に歩いておひなめぐりをしたり、ちょっと足を延ばした西エリアにもスタンプラリーポイントがあります。


「有田館」には有田町を代表する窯元・柿右衛門窯のおひな様や香蘭社、姉妹都市ドイツのマイセン磁器製作所の雛人形、
渓山窯のミニ七段飾りが展示されています。


つややかで繊細な絵付けや表情、小物にいたるまで全て磁器製…華やかで凛としたたたずまいが素敵です。
マイセン磁器製作所のお雛様は後ろ姿までじっくり見て欲しいポイントです。



渓山窯の七段飾りもカラフルでとっても見応えがあります！
隣にアンティークな椅子を設置していますので是非、お雛様と一緒に記念撮影してください。

今回の前半編は札の辻交差点を中心にぐるっと回るようにスタンプラリーポイントを攻めていきます。
そのうちのいくつかをピックアップしてご紹介します。(全部紹介すると周る楽しみがなくなりますからね！)

【月桃庵されど】


有田館向かいの「月桃庵されど」もスタンプラリーポイントです。
こちらのお雛様は着物の布の質感までも表現された陶雛です！み、雅ー！！
マットな質感とシンプルながらも上品さがあります。

その他にも可愛らしいちりめん細工のお雛様など、賑やかです。小さくてかわいらしいお雛様がたくさん！


【手塚商店】

大正時代に建てられた商家のお雛様。
お部屋いっぱいに大きな七段飾りやミニサイズの段飾り、磁器製のひな人形が賑やかに飾られています。毛氈の赤がとっても映えます。
手塚商店は「きものでありたさんぽ」のオススメ撮影スポットでもあります。
是非、着物を着て訪れてみてはいががでしょうか？


【アリタポーセリンラボ旗艦店】

八重桜とソメイヨシノをイメージされたというシルバーとピンクで彩られたモダンで可愛らしいお雛様がお出迎え。
お揃いの優しいピンク色のうつわに思わずうっとりします。


また、カップなどのうつわとおそろいの文様の入ったモダンなお雛様もいらっしゃいます。
やきものならではの滑らかなシルエットも素敵です。


【鷹巣瑞光堂】


細密に描かれた色絵のお雛様。大人気の作家である葉山有樹氏によるオリジナルのお雛様だそうです。


また、手前にある、しなやかな曲線を描いた佇まいが印象的な立ち雛もユニークで素敵。
犬の形をした雛道具のひとつ、「犬筥（いぬばこ）」の犬の表情もとってもかわいいです。


【ヤマオ昭山堂】

店内には賑やかに色々なお雛様がいらっしゃいます。
手のひらサイズからぼんぼり、豆皿など、ミニお雛様もいろんなサイズがあります。
コンパクトなお雛様やぼんぼりを単品で購入できるので組み合わせを考えてオリジナルのお雛様にするのも良いですね。

【今右衛門窯】

入ってすぐの畳のお部屋に、昭和初期に十代・十一代の今右衛門氏が制作した姫皿・殿皿と当代の十四代今右衛門氏が墨はじき、プラチナ彩で制作された作品が飾られています。


また、その手前に置かれている細かなミニチュアのお道具にも注目！
リアルなうつわをそのまま縮小したような、そのまま使えそうな細かさ…！
蓋物、小皿のセットの他に野菜などもありました。ミニチュア好きにはたまらないです。


【有光堂商会】

立ち雛や絵皿など源右衛門窯のお雛様がたくさん並んでいます。
座り雛のお揃いの梅小花柄の着物が可愛く思わずにっこりしてしまいます。


札の辻交差点を中心とした内山地区を巡るだけでもスタンプラリーポイントが多いので
焦らずゆっくりとお買い物も楽しみながら巡ることができます。


また、内山地区のウィンドウディスプレイにもご注目。
ついつい立ち止まって見てしまうディスプレイがたくさんあります。


こちらにはとってもシンプルなガラス製のお雛様が！ちっちゃくてかわいい！


こちらにはひな段飾りをカップやそばちょこに入れたお花で表現されています。
見える…見えるぞ…雅なひなまつりが…！三人官女が…！五人囃子がみえるぞ…！不思議！
寄りかかったお花がとっても仲良さげに見えますね！


横並びではなく上下に並んだお雛様も発見！お花を手にしてとっても楽しそう！
それぞれの商店が工夫を凝らしたディスプレイ。表現方法の自由度の高さも見どころのポイントです。
是非、内山地区を散策してお気に入りのディスプレイを見つけてみて下さい。


後半は「アリタセラ」を中心に駅周辺や西エリア側をめぐります！お楽しみに！