目的で探す

準備の裏側

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!

2022年08月19日

現在開催中の「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」。
有田内山地区をメインとする14店舗にて、福岡県・佐賀県・長崎県の6校・14チームの高校生たちが制作したディスプレイ作品を鑑賞することができます。
2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!
今年の制作テーマは"品物が伝えたいこと"。
ディスプレイに使う商品の魅力をどう表現するか・・・。高校生の瑞々しい感性で作られたウィンドウディスプレイが有田の町並みを彩ってくれています。

前回のブログでは、各賞を受賞した6作品をご紹介しました。
今回のブログでは、受賞作品も合わせた全14作品をご紹介します。展示は2022年8月28日(日)までです。



チーム:Minmin (有田工業高等学校 2年)
担当店舗:中山陶和堂
作品タイトル:『時代の流れ』
コメント:有田焼の歴史を辿るようなウィンドウディスプレイに仕上げました。上段には歴史がある商品を、下段には若者が好むような商品を配置しました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


チーム:R.A.Y.S (有田工業高等学校 1年)
担当店舗:窯元伊兵衛
作品タイトル:『減塩皿で楽しい食卓』
コメント:一点透視図法を活かし、お皿や店内に目がいくように工夫しました。すずりのへこみを活かしたお皿の特徴を、紙のすだれの凹凸で表現しました。コロナ禍で家族や気の合う仲間と会う機会が少ない中ですが、今度集まるときは楽しい器で素敵な時間を過ごしてもらいたいです。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


チーム:コスモス (大川樟風高等学校 1年)
担当店舗:アトリエ夢
作品タイトル:『猫の日常』
コメント:猫好きな方をターゲットにし、猫の日常をイメージして作りました。造花を花束にして、全体が華やかになるように工夫しました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


チーム:愛媛 (大川樟風高等学校 1年)
担当店舗:田中陶器店
作品タイトル:『青夏』
コメント:夏や海をテーマとし、青や白を基調にしました。アクリルの箱を使ってお皿を見せたり、夏の雰囲気になるような色合いにしました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


【最優秀賞】
チーム:MOMOふれんず (牛津高等学校 3年)
担当店舗:手塚商店
作品タイトル:『Peaceful table』
コメント:手塚商店さんの店内に彫られてある結氷紋の模様をあちらこちらに取り入れ、涼しさを表現しました。向日葵の大皿を中心に、平和をイメージしてディスプレイしました。三世代が取り囲む暖かな食卓をイメージして食器をセレクトしました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


チーム:パプリカ (大川樟風高等学校 1年)
担当店舗:深川製磁本店
作品タイトル:『幸せな日常』
コメント:コンセプトは「日々の食卓に溶け込む器」です。若い世代の人にも使いやすいような白と黒のシンプルな器や、食卓に暖かい印象を与えてくれるブルーワイナリーの器を使いました。深川製磁さんのシンボルである富士山を描くことで、店の前を通るお客様の目に付きやすく、そこから食器や花瓶に興味を持ってもらいたいです。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


【優秀賞】
チーム:Higher (佐世保工業高等学校 2年)
担当店舗:陶舗 大安成福堂
作品タイトル:『有田の町猫』
コメント:猫の置物と町並みを通して、有田に来たら和んだり楽しむことができる町だということを伝えるディスプレイにしました。大公孫樹は早秋を意識して緑を多めに貼り付けました。トンバイ塀は瓦の制作に力を入れました。レンガには星やハートなどの遊び心を加えて、見る人を飽きさせないようになっています。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


【優秀賞】
チーム:NIASGs (長崎総合科学大学附属高等学校 1・2年)
担当店舗:藍土
作品タイトル:『食卓の方舟』
コメント:オリジナル楕円鉢の形が海に浮かぶ船に見えたので、船に食べ物や動物を乗せてノアの方舟のような構想にしました。白い布の上には、ビルや家の形に近いものを置き、町並みを表現しました。上部の布は夜空の雲を表しています。常識にとらわれず、自分たちの世界観で作ることができました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


【特別賞・佐賀県建築士会伊万里地区賞】
チーム:P&MRCK (有田工業高等学校 2年)
担当店舗:肥前赤絵窯元 鷹巣
作品タイトル:『廻~めぐる~』
コメント:涼しさを感じつつも食卓特有の温かさを取り入れたディスプレイにしました。涼しさを出すために寒色系の植物を使い、器の色と合わせることで温かさも感じられるディスプレイにしました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


【特別賞・佐賀県建築士会伊万里地区賞】
チーム:YMSF (長崎総合科学大学附属高等学校 1・2年)
担当店舗:豊美堂
作品タイトル:『稲穂の秋』
コメント:炊飯器ではなく土鍋でご飯を炊くことで有田焼の魅力を幅広い世代の人々に伝えたいと思い制作しました。メインである土鍋を中央に来るように配置し、バックは白い和紙を使って土鍋を目立たせるようにしました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


チーム:貝割れ大根 (有田工業高等学校 1年)
担当店舗:光武商店
作品タイトル:『晩夏』
コメント:夏から秋へ季節の移り変わりをテーマにしました。ターゲットを40代女性とし、大人っぽく気品の高い雰囲気に仕上げました。夏の終わりから秋の始まりの頃に見られるような雰囲気の月をマリーペンダントで表現しました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


【特別賞・佐賀県建築士会伊万里地区賞】
チーム:吉² (有田工業高等学校 3年)
担当店舗:賞美堂本店
作品タイトル:『祝福』
コメント:たくさんの人から愛されるような贈り物をコンセプトにディスプレイしました。中央の円はフラフープを使用してお花を飾り、華やかにしました。お花の色は主に白を使用し、ピンクを差し色にして「祝福」を表現しました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


チーム:Dの1族 (有田工業高等学校 1年)
担当店舗:アシスト
作品タイトル:『縁の下』
コメント:店名「アシスト」の由来"有田の町の陶磁器店を支えたい、アシストしたい"という想いと夏をテーマにデザインしました。左側はアシストさんで取り扱っている商品を柱にして「支える」をキーワードに制作しました。和紙を使い、夏の海の涼しげな感じを表現しました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!


チーム:伊高美術部 (伊万里高等学校 1・2年)
担当店舗:古田商店
作品タイトル:『ものをつくるということ』
コメント:背景のビーズや布を使って、有田川の流れを表現しました。川の流れと時間の流れを重ねて表現しています。高さを出すためにブロックで段を作りました。青色を基調にして爽やかな雰囲気を出し、キラキラした作品になるようにライティングにもこだわりました。

2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全14作品を紹介!



高校生のアートな感性で作られた作品の数々を是非お楽しみください。

第17回 有田ウィンドウディスプレイ甲子園
【展示期間】2022年8月4日(木)~8月28日(日)
【問】一般社団法人 有田観光協会 TEL:0955-43-2121

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

同じカテゴリー(有田ウィンドウディスプレイ甲子園)の記事画像
2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」結果発表!
2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全16作品を紹介!
2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」開会式と設営の様子です。
2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」メインビジュアルが決定しました!
2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」 出場チームが決定しました!
2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」結果発表!
同じカテゴリー(有田ウィンドウディスプレイ甲子園)の記事
 2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」結果発表! (2023-08-24 12:08)
 2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」全16作品を紹介! (2023-08-22 16:00)
 2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」開会式と設営の様子です。 (2023-08-17 13:00)
 2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」メインビジュアルが決定しました! (2023-07-23 10:00)
 2023年「第18回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」 出場チームが決定しました! (2023-07-21 15:00)
 2022年「第17回有田ウィンドウディスプレイ甲子園」結果発表! (2022-08-12 16:00)