箸置きプロジェクトで箸置きをテーマに「卓育授業」リポート
箸置きをテーマにした「卓育授業」が有田町の有田小学校で開かれました。このプロジェクトは、佐賀県陶磁器商業協同組合が日本の食文化における「箸置き」の意義を見直し、日々食卓で箸置きを使うことによる丁寧な暮らしを提案する取組みです。
今回、日々の食卓で箸置きを使い、やきものに触れてもらう機会を作る目的で開催されました。
NPO食空間コーディネート協会九州支部のインストラクターを講師に迎えての授業は、箸の歴史から始まり、箸のマナーや箸置きを使う意味など、普段の授業では習わないこととあって子供たちも興味津々積極的に授業に参加していました。
最近ではなかなか家庭で使われていないと思っていた箸置きですが、焼き物の町・有田の子供たちは、自宅でも箸置きを使っている子がたくさんいました。
授業ではたくさんの箸置きの中から好みの箸置きを選んで、なぜこれを選んだのか、また連想するものはなにかを発表
新幹線の形の箸置きは「旅行に行った気分」、花柄のものは「綺麗だったから」など、その時の気分で箸置きを変えたり、季節や行事によって使い分けたりできる楽しさを感じていたようです
箸置きを使ってのテーブルコーディネートもあり、クリスマスには華やかなお盆と箸置きやお正月にはおめでたいカラーを使ったものなど見た目にも食事がさらに楽しくなるような提案もありました
また、「箸は口にいれるものだから、箸置きを使うと最後まで衛生的にお箸を使える」という講師の言葉には、箸置きの役割を改めて気づかされました。
佐賀県陶磁器商業協同組合の主催による日本の食文化における「箸置き」の意義を見直す「箸置きプロジェクト」。
今回の「卓育授業」では、箸置きを使うことによる、 日々の食卓の健康や楽しさを改めて感じることができた授業となりました。
何より子供たちが箸置きをワクワクした顔で選ぶ姿が印象的でした。
この「箸置きプロジェクト」を通して、たくさんの方々が箸置きに目を向けて、より楽しく食卓を飾って頂きたいですね
また、11月20日(水)~24日(日)箸置きプロジェクトによる「肥前・有田 箸置き市」がアリタセラ および有田町内の店舗にて開催されます。
オススメ箸置きが、約300種類集まる箸置き市。お正月に使いたくなるような縁起物や、スプーンやフォークなども置けるカトラリーレスト、変わったモチーフのものなど、小さいけれども個性豊かな箸置きを取り揃え、展示販売されます。
箸置きが作られる過程や、箸置きを使った演出の展示も予定されています。
ギャラリー青磁のメイン会場の他、各店舗でも特設コーナーを設けてありますので、箸置きを使ったテーブルコーディネートなどぜひ参考にされてワクワクする食卓をお楽しみください
「肥前・有田 箸置き市」
11月20日(水)~24日(日)
【会場】ギャラリー青磁をメインとして有田町内各店舗
【問合せ】佐賀県陶磁器商業協同組合/TEL:0955-43-2711
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ぶどう農園のヤギさん
有田小学校6年生が風鈴の絵付けに挑戦しました!
リニューアルした佐賀県立九州陶磁文化館に行ってきました。
有田のお正月ウィンドウディスプレイ
「有田まちなか案内ジュニア隊2021」撮影しました!
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